私には現時点で子どもはいませんが(未来はわからない)、学校教育に携わったり、甥っ子の幼少期を毎日のように見てきたりした経験をもとに、「自分を愛すること」は、子育てのようなものだなと思っています。
小さな子どもが怒ったり泣いたり拗ねたりするのを、愛を持って温かく見守る母親のような気分で、自分自身に寄り添います。時には、秘めた能力がより引き出されるように導いたり、集中できる環境を与えたり、気持ちが前向きになるような言葉をかけたり…そんな感じで、「わたし」という1人の人間を育てています。
自分を愛するとは、甘やかすということではなく、時には尻を叩くこともあります(もちろん、実際に叩くわけじゃないですよ!)。それこそが母親のような愛なのです。
私自身、元々は結構な厄介者で、感情の起伏は激しく、これをやりたいと思った時には誰よりも強固な意志で、人に相談することもなく突き進みます。多動で、爆発的な集中力を見せる一方で、興味のないことにはまったくやる気を示さない。でも、何がしたいかの意思ははっきりしているので、そこが救いでした。
大人になってようやく、自分をどう育てていったらよいかがわかり、「わたし」といい関係が築けています。
「わたし」は、生涯通してのパートナーですからね。
そんなことを思いながら、これから愛を持って導き、秘めた能力が爆発できる環境を与えていきたいと思っています!