
ある人から聞いてきた話と、別の人から聞いた話、そして自分が見ている世界が、あまりにもズレていて混ざり合わない。何が真実かはわからない。そんな出来事があった。
それは、ある人が成長したことによって、パラレルワールドが変わり、その人の成長前の世界を耳にした私が、成長後の世界を今見ているから、違いを感じるのか。
単純に、外の顔と内の顔にギャップがあるのか。
人それぞれ自分の角度から物事を見て、各人のフィルターを通された世界の話を聞くから、すれ違うのか。
そのすべてが密接に絡み合っているからこそなのか。
結局、答えはわからぬまま。
教訓としては、絶対に一つの角度だけで判断しないこと。
高い視点を持って、出来事の全体を俯瞰すること。
そしてやはり、人は自分の世界しか生きられないということであり、その人が見て感じた世界が他の人と異なっていたとしても、その人の中ではそれが一つの真実であるということ。