
私は、考えることが好きです。
子どもの頃から、暗記は好きではないけど、考えて解く問題は好きで得意でした。
「これってどういう仕組みで、そうなっているんだろう?」って、よく考えていました。
ただ、自分が感じていること、考えていることを周りの人たちに言うのはあまり好きではありませんでした。
兄は学校であったことを何でも家族に話していたけど、私は話すのが好きではなかった。1人で思慮するのが好きだったんです。それは今もあまり変わりません。
たくさん感じて、考えて、自分なりに答えを導き出してみる。
本を読んで、それを鵜呑みにすることはなく、頭の中で整合性があるか、サクッとシミュレーションしてみて、いけると踏んだら必ず実際にやってみる。そして検証するのが好き。
そして、人がどんなことを考えているのかを知ることが好きです。
一流のアスリートが、どんな考えを持っているのか。
一流のアーティストが、どんな考えを抱いているのか。
一流の経営者が、どんなふうに考えて行動しているのか。
そんなふうに、一流の人たちの思考も好きだし、子どもたちやいろんな立場の人が、何を感じ、何に興味があって、何を求めているのかを知るのが好きです。
私は、考える力はすごく大事なことだと感じています。
この世の中は、ちょっと冷静になって物事考えてみれば分かることがたくさんあります。
なのに、頭を使おうとしない人が多い。
考えることをやめて、人の意見を鵜呑みにする。そして、うまくいかないと、また別の人の考えを引っ張ってきてやってみる、その繰り返し。それではなかなか成長できません。
でも、私はちょっと角度を変えて物事を考えてみたり、高い意識で俯瞰してみたりするだけでも、気づけることはたくさんあります。
考える力は、年々磨かれていくもので、歳を重ねて経験値が増えれば有利になることも多い。
改めて、もっとじっくり考える時間をつくっていこうと思い、とてもワクワクしています。