祖父母が残してくれた梅の木から採れた梅で、梅シロップと梅味噌を作った。
母には「もう梅の木は古いから切ったら?」と言われるけど、実のなる木は本当にありがたいし、古い木こそ良いと私は思っている。
今年は収穫の時期が遅かったので、ほとんど落ちてしまっていて、3キロくらいしか採れなかった。
でも、やっぱり梅の実は可愛いし、味も香りも好きだ。
子どもの頃の懐かしの味を、ここ数年はすごく欲するようになった。
昔はそんなに好きだったわけではない、小豆も柿も、体が欲するようになった。
子どもの頃から変わらず一番好きな果物は八朔。
あの酸っぱさがたまらない。
以前、私が植えて元気に育っていた八朔の木も、なぜか西日本集中豪雨のあった翌年から実がならなくなり、枯れた。
ここ数日で畑がすっきり綺麗になってきたので、新しい木を植えようかと考え中。
枇杷と八朔と蜜柑と柿… 柘榴、無花果も植えたいな。
日本で昔から採れる果物は体を冷やさないらしい。
栄養価も高く、毎年実をつけてくれるなんて嬉しい!
子どもの頃、庭や畑で採れる果物で育った私の細胞が、今になってそれらを強く欲している。
私が人一倍体力があるのは、間違いなく、大地のエネルギーと太陽の光で育った新鮮なご馳走をいただいていたからだろうなぁ。