昨晩、YouTubeで偶然上がってきた三島由紀夫氏の英語の動画を観て、魂が反応した。
朝起きて三島氏について色々と調べていたら、私の祖父達と同年代であったことに驚いた。
父方の祖父は戦争に行き、母方の祖父は戦争に行かなかったが、広島の原爆を目撃している。
三島氏は戦争に行くはずだったが、母親の風邪が移り、自宅に戻されたそう。しかし、戦争に行けなかったことが彼にとって大きなコンプレックスになったのだとか。
私が生まれた頃にはもうこの世にはいなかったので、私は文学を通してでしか、彼のことを知らなかった。
中学生の頃に塾講師が熱狂的な三島ファンであったことと、大学時代の彼が三島由紀夫の文学を愛していたことから、私も彼の文学をいくつか読み込み、同性愛者であったことにも興味深く感じていた。
三島氏の最期の話を聞いた時は恐怖でしかなく、それ以上詳しく調べようともしなかったのだけれど、彼が川端康成氏と元気に話している動画や、英語で流暢に話している動画を観て、とても刺激を受けた。何より言葉が美しく、話の真髄に引き込まれた。
明日は、ゆっくりと三島由紀夫の作品を読む時間を作ろう。