3月27日。兄の誕生日でした。
3歳年上の兄。子どもの頃からとても仲が良く、私自身とても尊敬している1人です。
兄と私は、顔はよく似ているのですが、性格は真逆。
兄は、勤勉で努力家で真面目な性格です。子どもの頃、学校で起きたエピソードをいつも楽しそうに話してくれました。
私は、努力が苦手で、学校で起きたことはほぼ家族に話さないタイプでした。
兄は中学生の時、県の陸上競技大会の200mで1位を獲りました。
高校時代は、進学した高校の陸上部が当時は弱小だったので、近隣の強豪校の陸上部に交渉して、練習に参加させてもらっていました。
高校時代は、1位は取れませんでしたが、中国大会には出場していました。
兄が大学生になってから聞いた話ですが、「中学生で陸上部に入った時、絶対に県内で1位を獲る」と心に決めていたそうです。だから、家でも陸上競技マガジンを読み込み、フォームや練習を研究して、自宅でもよく筋トレをしていました。
「あぁ、人って決めた通りになるのだな」ということは、兄から学びました。
私も走るのは得意でしたが、自分が県で1位を獲るなんて、微塵も思っていませんでした。
中学生の時、400mで5位というそこそこな結果は残しましたが、貪欲に1位を目指してトレーニングをしたことは一度もありませんでした。
そこから、自分がどうなりたいのかを決めることが、どれほど大事かを知りました。
ただ練習するのと、何かを目指して練習するのでは、結果が大きく変わります。
実際に私も、これは絶対に1位を獲る!とか、叶える!と決めてきたことは、ほぼ、実現してきました。
弱気になったり、目指さなかったものは、大した結果に結びつきませんでした。
何かに狙いを定めて、そこに向かって努力する。
私に足りない部分を、兄の背中から学ばせてもらいました。
その後も兄は、あらゆることで願いを叶えてきました。
そんな兄が、いつも私にかけてくれた言葉は、「お前はやればできるんだから!」
私が離婚をすることになった時、兄が私に手紙を書いてくれました。
「一度きりの人生、思いっきり楽しもう!」
心にストレートに刺さった言葉でした。今も大切に思っています。
お兄ちゃん、お誕生日おめでとう!そして、私のお兄ちゃんになってくれてありがとう!