
運命の赤い糸…なんて言葉があるけど、本当に縁のある人とは、見えない鎖で繋がれているように感じる。
透明で強固な鎖。切っても切れない。
赤い糸じゃないから、色で認識して辿っていくこともできないし、糸のように千切れてしまいそうなほど繊細なものでもない。
見えないけど、がっちりと結ばれている。
でも、その鎖を辿っていくのは至極難しい。遠く遠く離れたところに続いていて、辿るには重くて嵩張る。
特別な鍵がないとその鎖は外れないし、その鎖が外れるときは、同時に地球を去るときなんじゃないかな。
鎖は普段は見えないし、重さもそんなに感じない。
でも、時々強力に引っ張られる。
その見えない透明な鎖が、今後どんなふうになっていくかは、今後のお楽しみ。
人生は、わからないことだらけだから、面白い。